更新:2026年10月12日 / 人材紹介会社の小規模チーム向け
CA・RAの歩留まり診断|改善優先順位の決め方
「面談数を増やそう」で終わると、改善すべき工程を見逃します。まず同じ定義で集計した各段階の比率を確認し、自社の目標値から大きく離れた工程を調べます。
計算式は分母を固定する
| 指標 | 式 | 確認すること |
|---|---|---|
| 面談→推薦率 | 推薦数 ÷ 面談数 | 推薦に進めない理由 |
| 推薦→面接率 | 面接数 ÷ 推薦数 | 求人選定・書類・経験の適合 |
| 面接→内定率 | 内定数 ÷ 面接数 | 面接準備・選考基準の理解 |
| 内定→決定率 | 決定数 ÷ 内定数 | 希望条件とのずれ・意思決定 |
目標に届いていない順に「確認」する
たとえば推薦→面接率の社内目標が40%で、観測値が25%なら、最優先で推薦内容を検証する候補です。ただし、観測された推薦が4件しかない場合、たまたまの変動かもしれません。母数が小さい場合は診断を確定させず、対象案件の質的な確認も行います。
改善は1ステージずつ試す
モデル上で「推薦→面接率だけ5ポイント上がった場合」を試算すると、必要な面談数の変化を見積もれます。実際に改善が達成できるという意味ではありません。
有料のExcelキットは、自社の設定値と実績比率を並べ、工程別に5ポイント改善した場合の必要活動数を一覧化します。
注意:月をまたぐ選考
月間の面談と同じ月の決定は、必ずしも同じ求職者群ではありません。月次の分母・分子で出した歩留まりは、候補者ごとの厳密な成約率ではなく、期間中の活動量の比率です。小規模運営では、率だけでなく進行中案件の状況も合わせて確認してください。
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